AMLSコースを受講しました
だいぶ更新をサボってしまいました。
先月AMLSを受講してきました。
以下コースの紹介の抜粋です。
AMLSコースは内因性障害のある患者の評価を順々に進めていき、患者の緊急度や病態を判断し、可能な限り状態の安定を図りながら、適切な施設へ収容する事を目的にしています。さらに成人学習の手法で、患者をいかに適切に評価し、いかに適切に管理するかを学べます。
※日本語版のテキストが販売されました。
呼吸やショック・中毒などの8ケースにわかれて、毎回座学→シミュレーションで展開していきます。シミュレーションでは、模擬患者もいるので実践に近い形で学べると思います。
私自身、臨床推論や判断→介入→評価の一連の流れをシミュレーションしていくことで、思考過程が整理されて、とても勉強になりました。
しかし、受講生、インストラクターともに非常に幅広い医学的な知識が要求されます。
また、BLS、ACLSとかのように技術の反復練習でどうにかならない部分もあるので、
インストラクション能力によって受講生の学習の促進具合が左右される部分が多い気がします。
インストラクターによっては、さらっと終わってしまったり、プレゼンがたどたどしかったりしますが、上手いインストラクターは一歩進んで根拠や印象に残りやすい関わりをしてくれます。(これはどのコースでも一緒かもしれません)
モヤっとした感想ですが、あのブースのインストラクターが良かったなって思ってました。
看護師にとってこのコースで学ぶことは必要か?と言われれば、コースの背景を踏まえても微妙ですが無駄にはなりません。
院内トリアージをやっている人や臨床推論を深めたい人には良いんじゃないでしょうか。
コースのシミュレーション方法は救急看護学会が開催しているトリアージ研修会と似てます。
一方、研修医や救急隊の方には、是非受講してほしいかも知れません。
2日間で幅広い病態を学べるので興味ある方は是非!!
下手な講義の研修会行くよりおすすめですよ。